2025/09/08立川市からのお客様 Galaxy S9|充電不良修理
こんにちは!
スマホ修理GENIE立川店です!
今回ご紹介するのは、立川市からお持ち込みいただいたGalaxy S9の修理事例です。突然充電できなくなり大変お困りとのこと。お話を伺うと「最近バッテリーの減りが早く、そろそろ交換かなと思っていたところ、今朝ついにケーブルを挿しても反応せず電源も入らなくなった」とのことでした。こういったケースではバッテリー劣化が原因であることが非常に多く、まずは新しいバッテリーへの交換を前提に診断を進めます。
充電ができなくなったGalaxy S9
お預かり時点で、ケーブルを接続すると充電マークは出るものの、残量が一切増えない状態でした。完全放電に近いか、充電自体が成立していない可能性があります。お客様の「最近減りが早い」という所見からも、原因はバッテリー寿命が濃厚です。まずは背面パネルを慎重に取り外し内部をチェックします。背面は強力な接着剤で固定されているため、割れを防ぐために加熱しながら丁寧に剥離していきます。
背面パネルの取り外し
Galaxy S9修理の中でも特に神経を使う工程がこの背面パネルの分解です。iPhoneと異なり、Android端末はネジ固定が少なく、構造の多くを接着のみで保持しています。背面ガラスは薄く、力加減を誤ると容易に破損します。専用工具とヒートガンで接着を軟化させ、少しずつ隙間を広げていきます。ここを焦らず丁寧に進めることが成功のカギです。取り外し後は劣化バッテリーのコネクタを外し、次工程へ移ります。
バッテリー交換で症状が改善するかのチェック
劣化バッテリーを外したら、新品バッテリーを仮接続して充電および起動テストを行います。この段階で改善が見られれば原因の切り分けが可能です。今回は新しいバッテリーで充電マークの表示と起動を確認できました。バッテリー交換で解決できることが確定したため、作業を本実装に移行します。状況をご説明すると、お客様にもひと安心いただけました。
バッテリー交換で無事起動!
新品バッテリーを固定し、最終の動作確認を実施。問題なければ背面パネルを圧着して組み上げます。Android端末は接着圧着に時間を要するため、今回はお急ぎのご事情に合わせて圧着時間を短縮し、安定までの間は養生テープで固定した状態でお渡ししました。テープは圧着が落ち着くまで外さないようご案内しています。無事復旧した端末をご覧になり、お客様にも大変喜んでいただけました。
この度は当店をご利用いただきありがとうございました!
今回のケース
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症状Galaxy S9充電不良
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対応バッテリー交換修理
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時間約180分〜
Androidスマホの修理時間について
Android端末の修理は、iPhoneに比べて作業時間をいただくことが多い点をご理解ください。多くの機種で画面や背面が強力な接着剤で固定されており、組み上げ後に接着が安定するまで圧着時間が必要です。当店では専用の圧着機で固定し、最低でも1〜2時間の圧着確保を基本としています。
お急ぎの場合は、今回のように養生テープで固定してお返しするなど柔軟に対応します。ご来店時は少し余裕を持ったお時間か、もしくは事前にご相談ください。状況に合わせて最適なご提案をいたします。
この記事を書いた人は
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▶ Taku
▶ 店長・Apple認定修理技術者
初めてスマホを分解したのはiPhone 3G。そこから十数年、たくさんのスマホを直してきました。今ではApple認定の修理技術者として、日々いろんな機種と向き合っています。現在は総務省登録修理事業者「あんしんスマホ修理の会」の会長としても活動中。お客様の「困った」を「助かった!」に変えるため、わかりやすく丁寧な対応を心がけています。スマホのことなら、なんでも気軽にご相談ください!
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