2025/09/20あきる野市からのお客様|iPhone15 リアカメラ交換修理
こんにちは!
スマホ修理GENIE立川店です!
今回ご紹介するのは、東京都あきる野市からお越しいただいたお客様のiPhone15のリアカメラ交換修理です。
「カメラを起動しても画面が真っ黒で何も写らない…」というご相談をいただきました。落下などの衝撃でカメラ部品が故障してしまうケースは少なくありません。
特にiPhone15シリーズは内部構造が刷新され、これまでと異なる手順での対応が必要です。今回は、その修理工程をわかりやすく解説します。
カメラが使えなくなったiPhone15
こちらが修理前の状態。カメラアプリを起動しても画面が真っ暗で撮影ができない状況でした。インカメラは正常に動作していたため、原因はリアカメラ側の部品と判断。思い出の記録を取り戻せるよう、丁寧かつ迅速に作業を進めます。
iPhone15は背面からの作業開始!
従来モデルは画面側から開ける機種が多かったのに対し、iPhone15は背面側から開口する設計に。修理性向上のための変更と言われています。背面ガラスは非常に薄く、力加減を誤ると割れてしまうため、無理な分解は厳禁。特殊工具を用いて慎重に剥がしていきます。背面ガラスやリアカメラの修理は専門店にお任せください。
壊れたリアカメラの取り外しと新しい部品への交換
背面ガラスを外すと内部にアクセスできます。故障したリアカメラユニットを丁寧に取り外し、新しいカメラ部品へ交換。
当店では基本的に純正取出品(新品/新古品端末から取り外された正規部品)を使用。互換部品と異なり、画質や機能を純正水準で維持できる点が大きなメリットです。
修理アシスタントを使って部品構成!
iOS16以降では主要部品交換時にAppleの修理アシスタント(Repair Assistant)で部品を端末に認識させる必要があります。
バッテリー・ディスプレイ・カメラなど純正部品のシリアルを本体と紐づける工程で、これを行わないと「不明な部品」と表示される場合があります。
GENIE立川店では適切に構成を行い、修理品質と機能の確実な復帰を担保しています。
純正取出品の修理後の表示は「中古」
純正取出品のカメラを修理アシスタントで構成すると、設定アプリの「一般」→「情報」→「履歴」に「中古部品」と表示されます。これは新品ではない正規部品で交換したことを示すもので、正常な状態です。
互換部品の使用や構成未実施の場合は「不明な部品」表示となるため、表示が中古であることはむしろ安心材料と言えます。
リアカメラ修理完了!
全行程が完了し、リアカメラは無事復旧。真っ暗だった画面もしっかり被写体を映すようになりました。お客様にも動作を確認いただき、ご満足の仕上がりです。
カメラ以外にも、画面割れ・バッテリー劣化などでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
この度は当店をご利用いただきありがとうございました!
今回のケース
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症状iPhone15 リアカメラが使えない(カメラアプリが真っ暗)
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対応iPhone15 リアカメラ交換修理
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時間約30分〜
修理アシスタントとは?
Appleが導入した新しい修理システムで、中古の純正取出品を用いた修理でも、適切な手順により端末側で純正部品として認証されます。これにより、バッテリー最大容量表示やTrue Tone、Face IDなどの機能が正しく有効化され、修理後も純正同等のパフォーマンスと安心感が得られます。
純正取出品を使用して、修理アシスタントが使える主な修理箇所
- バッテリー
交換後のシリアル登録と、最大容量表示の有効化。
- ディスプレイ
True Toneの再有効化や画面部品の認証。
- カメラ(フロント/リア)
各カメラを端末が純正として認識。
- Face ID関連(TrueDepthカメラ)
必要センサー群の再認証。
- Touch ID(機種による)
ホームボタン交換後の登録が限定的に可能。
この記事を書いた人は
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▶ Taku
▶ 店長・Apple認定修理技術者
初めてスマホを分解したのはiPhone 3G。そこから十数年、たくさんのスマホを直してきました。今ではApple認定の修理技術者として、日々いろんな機種と向き合っています。現在は総務省登録修理事業者「あんしんスマホ修理の会」の会長としても活動中。お客様の「困った」を「助かった!」に変えるため、わかりやすく丁寧な対応を心がけています。スマホのことなら、なんでも気軽にご相談ください!
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