2026/09/18iPhone 7 ドックコネクター交換
iPhone 7が充電できなくなったため、バッテリー交換をしてほしいとのことで拝見いたしました。
確かにバッテリーはほぼなくなっていましたが、Lightningポートに充電ケーブルを挿したときの感触がおかしく、このLightningポートを交換する必要があると判断しました。古くからの慣習で、iPhone修理店ではこの部品をドックコネクターと呼んでいるようです。
iPhoneのドックコネクターはシート状の部品で、単に充電ケーブルと基板をつなげるだけでなく、Taptic Engine(バイブレーター)や下部スピーカーをつなげる端子や、発話用マイクも付いている多機能な部品です。さまざまな部品の下に敷かれているため、まずは上の部品を取り外す必要があります。
パネルを開けたら、まずバッテリーの接点を切ってパネルを外し、気圧ベント、Taptic Engine、下部スピーカーなどを取り外していきます。アンテナの接続や各種ネジも外して、ドックコネクターを取り外す準備をします。

本来なら、その後カメラ等の上部の部品もすべて取り外し、基板を取り除いてからドックコネクターを取り外すのですが、当店では作業の短縮のため基板の一部をゆるめ、基板の下から滑らせるようにして引っ張り、ドックコネクターだけを抜き取ります。前回も申し上げましたが、トラブルを減らすためには脱着する部品が少ないほうがよいという考えです。

新しいドックコネクターを、同じように基板の下を滑らせて装着し、ネジを留め、各種部品を逆順で取り付けていきます。完全に元に戻す前に充電ができるか確かめ、バッテリーの状態も確かめました。バッテリーの最大容量は100%となっており、これは昔の互換バッテリーによくある、100%から減らない仕様だと思われましたが、少なくともバッテリーのせいで充電ができないという感じではないため、バッテリーはそのまま残しました。

めでたく充電ができるようになりましたので、最終的に組み立てて修理完了です。
iPhone 7はかなり古い携帯となりましたが、現役で使用されるお客様もまだまだおり、また中のデータが大切という場合もございます。古い携帯の不調でも、直す方法があれば誠実に対応いたしますので、ぜひ一度当店にご相談ください。
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