2025/06/19名古屋市緑区からのお客様 iPad9|画面交換修理
こんにちは!
GENIE鳴海なるぱーく店 石濱です。
今回は、名古屋市緑区からご来店いただいたお客様のiPad(第9世代)の修理事例をご紹介します。
お持ち込み時の状態は、画面全体にひびが入り操作が危険な状態でした。
iPadはタブレットとしてのサイズ感から、落下や圧迫によるガラス割れが多く見られます。特にお子様が使われている場合は、破損後の取り扱いに十分ご注意ください。
1. 画面割れの状態
お客様のiPad9は、ガラス面全体が大きくひび割れており、ガラス片が剥がれ落ちるほどの重症でした。
このままの状態では、指に刺さるなどのケガの恐れもあるため、できる限り触らずにご相談いただくのがベストです。

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2. 液晶を取り外します
iPad9はガラス(デジタイザー)と液晶が別体構造になっているモデルです。
ガラスの破片が本体内部に落ちないよう慎重に作業し、液晶部分を取り外します。
液晶が無傷な場合は再利用できるため、丁寧に取り扱うことが重要です。

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3. 液晶を外した後の状態
液晶を取り外した状態がこちらです。
本体には割れたガラス(デジタイザー)が残っており、内部の構造が露出した状態になっています。
ここから破損ガラスをさらに分解し、交換作業に進みます。

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4. 割れたガラスの分離
割れたガラス(デジタイザー)を本体から完全に取り外した工程です。
強く接着されているため、慎重にヒートガンで温めながら作業を行いました。
無理に剥がすとフレームを歪めたり、他の部品に悪影響を与えるため、技術が問われる工程です。

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5. 新しいガラスで修理完了
新しいガラスパネルを取り付け、動作確認も問題なく修理完了です。
見た目も操作性も新品同様に戻り、お客様にも大変ご満足いただけました。
iPadは使用頻度が高く、長く使われる方が多いため、修理して使い続けるのが経済的にも◎です。

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この度は当店ご利用いただきましてありがとうございました!
今回のケース
- 症状画面全体にひび割れ。操作中にケガをする可能性あり。
- 対応デジタイザー(ガラス)交換修理
- 時間2〜3日(部品在庫の関係によって前後)
iPadの画面割れにご注意ください
iPadのガラスが割れたままの状態で使用すると、思わぬケガにつながる可能性があります。
液晶保護フィルムを貼ることで、割れたガラス片の飛散を防ぎ、リスクを軽減できます。
もしフィルムがない場合は、セロハンテープやトーナメントテープで画面を保護し、そのまま当店GENIEまでお持ちください。
この記事を書いた人は
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▶ 石濱
▶ 店長
iPhone 3GSの時代から修理を始め、2012年11月に開業しました。 以前はトヨタ紡織でシートの設計に携わり、トヨタ自動車やトヨタ車体にも出向して経験を積みました。トヨタで学んだ「現場重視」「品質重視」の考え方を、現在のiPhoneやiPad、Switchの修理にも活かしています。 また、総務省登録修理業者であり、Appleの独立系修理プロバイダ(IRP)としてApple純正部品を使用した修理にも対応しています。 現在は名古屋市緑区の「なるぱーく」と、三重県桑名市の「イオンモール桑名」を拠点に、スマートフォン・タブレット修理を中心にサポートを行っています。
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- 愛知県名古屋市緑区浦里3-232なるぱーく1階
- 052-685-6711
- 名鉄鳴海駅より徒歩10分
- 10:00〜21:00
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