2025/06/22国立市からのお客様 11インチiPad Pro(第3世代)|充電不良修理
スマホ修理GENIE立川店です!
今回は国立市からご来店のお客様よりご依頼いただいた、11インチiPad Pro(第3世代)の充電不良修理の事例をご紹介します。朝起きた時点で全く充電できず、他のケーブルやアダプタでは正常に動作するとのことで、本体の不具合が疑われました。点検の結果、コネクタ部のショートが原因と判明し、部品交換で対応いたしました。
充電ができないiPad Proをお持ち込み
ご来店時の11インチiPad Pro(第3世代)は、どのケーブルを使っても全く反応がなく、店頭でのチェックでドックコネクタがショートしていることが確認されました。
分解しコネクタ交換の準備
内部の修理になるため、まずはディスプレイを丁寧に取り外し、バッテリーの接続をカットしてから作業に取り掛かります。iPadの分解は非常に繊細な作業であり、特に画面と本体の接着が強いため慎重に進めます。
故障したパーツの状態確認
取り外したドックコネクタには、緑青(サビ)や一部に焦げた跡が見られました。これは典型的なショートの兆候であり、水分やホコリなどによる影響と考えられます。
動作確認を丁寧に実施
部品交換後は、ディスプレイを閉じる前に、充電反応・バッテリー表示・その他機能を入念に確認します。画面を閉じてから再度開くのは難しいため、このチェック工程は非常に重要です。
修理完了!充電も正常に!
新しいドックコネクタを装着し、元通りに組み立てて修理完了。データもそのまま、無事に充電できるようになりました。お客様にもご満足いただけました。
この度は当店のご利用、誠にありがとうございました!
今回のケース
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症状充電できない(端子ショート)
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対応ドックコネクタ交換(充電口)
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時間約180分~
充電できないときに確認したい10のチェック項目
「スマホやタブレットが充電できない…」そんな時、いきなり修理に出す前にまずは以下のポイントを確認してみましょう。
- 別の充電ケーブルを使ってみる(断線していないか確認)
- ACアダプタを交換してみる(コンセントやUSBポートの不良も疑う)
- 他の充電器で試す(モバイルバッテリーや別の充電器で検証)
- 接続端子の汚れやホコリをチェック(つまようじなどで優しく掃除)
- 端子が濡れていないか確認(水分があると保護機能が働く場合も)
- 本体を再起動してみる(一時的なシステム不具合かも)
- 電源ボタン長押しやリセット操作(起動不能時の対処)
- 異常に熱くなっていないか(過熱保護が作動している可能性)
- 最新のOSにアップデートしているか(充電制御ソフトの不具合も)
- それでもダメなら、修理店に相談(自己修理は避けましょう)
意外と単純な原因で改善することもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を書いた人は
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▶ Taku
▶ 店長・Apple認定修理技術者
初めてスマホを分解したのはiPhone 3G。そこから十数年、たくさんのスマホを直してきました。今ではApple認定の修理技術者として、日々いろんな機種と向き合っています。現在は総務省登録修理事業者「あんしんスマホ修理の会」の会長としても活動中。お客様の「困った」を「助かった!」に変えるため、わかりやすく丁寧な対応を心がけています。スマホのことなら、なんでも気軽にご相談ください!
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