2025/07/14立川市からのお客様 京セラURBANO V04|充電不良によるドック交換修理
スマホ修理GENIE立川店です!
今回は立川市よりご来店いただいたお客様の京セラURBANO V04修理の事例です。充電ができなくなってしまったというご相談で、同じケーブルで他機種では問題なく充電できたため、充電口(ドックコネクタ)に不具合があると判断し、慎重に修理を進めました。
充電ができず起動しないURBANO V04
お預かりしたURBANO V04は、ケーブルを挿しても全く反応せず、バッテリーが切れた後は完全に電源が入らない状態に。他のスマホでは問題なく充電できていたことから、充電口の破損が疑われました。
画面を外して内部へアクセス
この機種は背面ではなく画面側から分解します。液晶パネルを慎重に取り外し、内部の中間プレートを外して、充電口周辺の基板へとアクセスしていきます。
取り外したドックコネクタを確認
ドックコネクタはコネクタ式で、基板から分離できる構造でした。顕微鏡で確認したところ、接点のピンが数本物理的に曲がっているのを発見。コネクタ自体の故障だったため、部品交換にて対応可能でした。
ドック交換後の確認作業
新しいドックを取り付け後、専用のテスターで電流の流れをチェック。異常電流やショートは検出されず、正常に動作していることを確認できました。
修理完了、充電も復活!
元通りに組み立てたあと、最終チェックを実施。完全にバッテリーが切れた状態でも充電が始まり、無事に電源が入りました。お客様にも動作をご確認いただき、安心してお帰りいただけました。
この度はスマホ修理GENIE立川店をご利用いただきありがとうございました!
今回のケース
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症状充電ができず電源が入らない
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対応ドックコネクタ部品交換
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時間約180分〜
充電時に違和感を感じたら注意!
ケーブルを挿したときに「カチッと感がない」「グラつく」「すぐ抜ける」といった症状があれば、ケーブルや充電口の劣化が進んでいるかもしれません。劣化したケーブルを使い続けると、本体側までダメージを与えてしまうことも。違和感を感じたら早めにご相談ください。
機種によっては交換が困難な場合も
今回のURBANO V04のようにパーツが独立しているタイプは部品交換が可能ですが、一部のスマホでは基板一体型のコネクタもあり、その場合は高度なはんだ作業が必要になります。修理難度や費用も変わってくるため、気になる症状があればお早めにご相談ください。
この記事を書いた人は
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▶ Taku
▶ 店長・Apple認定修理技術者
初めてスマホを分解したのはiPhone 3G。そこから十数年、たくさんのスマホを直してきました。今ではApple認定の修理技術者として、日々いろんな機種と向き合っています。現在は総務省登録修理事業者「あんしんスマホ修理の会」の会長としても活動中。お客様の「困った」を「助かった!」に変えるため、わかりやすく丁寧な対応を心がけています。スマホのことなら、なんでも気軽にご相談ください!
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